「強いから4枚入れるのは当たり前」なんてないということは周知の事実だと思います。
1枚しかなくてもサーチすれば良いだけですし。
そんなわけでTOP8のうち4名以上が採用しているカードを枚数とともに挙げていこうと思います。


8名採用
30枚:《精神的つまづき》


7名採用
27枚:《不毛の大地》


6名採用
24枚:《剣を鍬に》
24枚:《渦まく知識》
24枚:《Force of Will》
18枚:《霧深い雨林》
13枚:《精神を刻む者、ジェイス》
13枚:《ヴェンディリオン三人衆》


5名採用
13枚:《石鍛冶の神秘家》
14枚:《Tundra》
13枚:《呪文貫き》
10枚:《流刑への道》
 6枚:《梅澤の十手》


4名採用
21枚:《島》
15枚:《貴族の教主》
13枚:《聖遺の騎士》
12枚:《吹きさらしの荒野》
 8枚:《クローサの掌握》
 7枚:《真髄の針》
 6枚:《ボジューカの沼》
 6枚:《クァーサルの群れ魔道士》
 5枚:《森》
 4枚:《殴打頭蓋》
 4枚:《Maze of Ith》
 4枚:《Karakas》



えー、先日も触れたとおり、全員のデッキに入っていたのは《精神的つまづき》!
様々なデッキの初動を挫いたり、後半はクリーチャーを《剣を鍬に》から守ったりと八面六臂の大活躍!
もはやメタの中心はこいつと言っても過言ではないですね。


8名中7名採用のカードは《不毛の大地》のみ。これもまたレガシーを代表するカードですね。
今のレガシーはマナを争うゲームというところでしょうか?


8名中6名採用のカードは
《剣を鍬に》
《渦まく知識》
《Force of Will》
《霧深い雨林》
《精神を刻む者、ジェイス》
《ヴェンディリオン三人衆》の6種類。

《剣を鍬に》と《渦まく知識》は採用者全員がメインから4枚採用しています。レガシー界最強の除去とレガシー界最強の手札調節カードの面目躍如ですね。
《Force of Will》も採用者はメイン・サイド合わせて4枚づつ採用されています。
ここで注目すべきは《精神を刻む者、ジェイス》と《ヴェンディリオン三人衆》が採用枚数13枚でこのラインにいるということではないでしょうか。
特に《精神を刻む者、ジェイス》は全体的に中速化したレガシーでは場に出しやすくなったカードではないかと思います。出ればジェイスゲーが始まって試合が終わるので、これをどうにかする回答をデッキに用意したいですね。


8名中5名採用のカードは
《石鍛冶の神秘家》
《Tundra》
《呪文貫き》
《流刑への道》
《梅澤の十手》の5種類。

《石鍛冶の神秘家》は場に出れば《梅澤の十手》《殴打頭蓋》2色剣シリーズのどれかを持ってきて、能力で場に出せる凄いヤツです。生物としての役割も果たす《殴打頭蓋》が参入したことによって非常に強力なカードになったといえます。
そして《呪文貫き》《流刑への道》は共に全てサイドからという共通点があります。恐らく《精神的つまづき》により打ち消される分のカードの補助だと思われます。


8名中4名採用のカードはカオスなので注目カードだけ紹介。
《クローサの掌握》はやはりサイドからのカード。《殴打頭蓋》の手札に戻る能力を無視して破壊できるなど、非常に有効なアンチ装備品カードとしても機能します。
《ボジューカの沼》もサイドから。《聖遺の騎士》の能力でサーチしてくるためのものですね。《大祖始の遺産》の姿が全然見えないのはこいつが理由でしょうか?
そして4名が入れているのに4枚しか入っていない《殴打頭蓋》《Maze of Ith》《Karakas》の3種類。どう見てもサーチ専用です。
特に《Maze of Ith》は《石鍛冶の神秘家》により装備品をまとったクリーチャーの攻撃をなかったことにするクールなカードだと思います。
もっとも、《不毛の大地》の採用枚数を考えると一時しのぎの感がありますが、それでも機能し始めると効果は絶大です。



さて、月曜から続けてきた「データに見るPT名古屋レガシーオープン」シリーズもこれでオシマイにしようかと思います。
個人的な感想はデータじゃないし、そろそろ出尽くした感ありますしね。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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